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屋根修理には適切な時期がある?施工時の4つの注意点とは

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季節の代わり目を迎えると、住まいのダメージが目に留まるようになりませんか。

汚れが目立ってきたり、瓦のズレが気になったりと屋根に違和感を覚えたら、早速メンテナンスをしましょう。

 

今回は屋根修理の適切な時期について、詳しく解説します。

施工時に知っておきたい4つの注意点も紹介しますので、ご一読ください。

 

屋根修理にはベストシーズンがある?施工時の4つの注意点

屋根は住まいの一番頂上部分を守る部位であり、紫外線はもちろん雨や風の影響も受けやすい場所です。

屋根修理を行う際には、天気に配慮をしなければ、屋内にもダメージがおよぶ可能性があります。

 

では、屋根修理に適しているシーズンとは一体いつ頃なのでしょうか。

 

屋根修理のベストシーズンは春と秋

屋根修理に適している季節は、ズバリ春と秋です。降雨量も少なく、日照時間もあり台風などの自然災害も発生しにくいシーズンです。

工期どおりに施工を進めやすく、塗装工事の場合も乾かしやすいというメリットがあります。

 

屋根修理の方法の1つには塗装工事があり、劣化した塗装を塗り直すという方法があります。

冬季は外気が5℃を切ってしまうことがあり、塗料が乾かないことが想定されます(塗料を乾かすためには5℃以上必要)

 

また、梅雨時期は雨が多く、工事を進めにくいというデメリットがあります。

そのため、機構が安定している春と秋が屋根修理のベストシーズンとされるのです。

 

4つの季節別|屋根修理の注意点

屋根修理を依頼する場合、季節別に知っておきたい注意点があります。

 

1.春の施工の注意点

春は、解説のとおり屋根修理に適しています。しかし、知っておきたい注意点としては、「混雑」が挙げられます。

雪が降るエリアや気温が低くなりやすい場所では、冬季に屋根修理がしにくく、気温が温かくなる春以降に施工を実施しています。

すると、新築・リフォームを問わず、屋根工事業者が忙しくなります。

 

思うような時期に屋根修理ができない、という可能性があるため早くから春に向けて工事依頼を行うことが大切です。なお、雨漏りなど緊急性が高いトラブルが起きている場合は、早めに業者に相談しましょう。

 

2.夏の施工の注意点

夏は、屋根修理に向いていると思われがちですが、高温になり過ぎるため実は施工には適していません。工事自体は行われていますが、熱中症対策により工事が中断する場合もあります。また、6月期は気温が高く施工はできますが、梅雨による影響で工期が延びる場合があります。塗装も乾きにくいため、注意が必要です。

 

3.秋の施工の注意点

解説のとおり、秋は屋根修理に適した季節の一つです。そのため、春と同様に屋根工事業者が多忙になりやすく、リフォームをご検討の場合には早くから相談しておくことがおすすめです。

 

また、初秋は台風が襲来しやすいため、施工には注意が必要です。塗装も乾きやすいため、外壁などの工事も行う塗装業者も多忙な傾向があります。塗装工事もセットで依頼する場合も、早くから予約するようにしましょう。

 

4.冬の施工の注意点

関東や中部、関西の平野部は降雪量が少なく、晴天時も多いため屋根修理の工事を行うことがありますが、北陸から北日本などは12月~2月にかけて降雪があり、冬の屋根修理は難しいエリアです。

 

塗装も乾きにくいため、工事そのものができないケースもあります。春の施工を待つエリアも多いため注意点として知っておきましょう。

 

屋根修理を依頼するなら|工期を知ってから依頼をしよう

屋根修理にはいくつかの施工方法があり、工期を知っておくと依頼しやすくなります。

そこで、この章では屋根修理の工期を施工内容別に紹介します。

 

屋根塗装修理の工期

屋根修理の工事には塗装だけを行う工事があります。

劣化してしまった塗装を補修する工事です。屋根材の交換などは行わないため、10日~2週間程度あれば工事が完了できます。

 

カバー工法の工期

屋根材の上から新たな屋根材を設置するカバー工法は1週間~10日間程度で完了できるケースがあります。

既存の屋根を解体する工程が不要のため、短期間で完了できる工事です。

 

葺き替え工事の工期

既存の屋根を解体し、新たに下地から設置する葺き替え工事は、2週間程度かかることがあります。

葺き替え工事は大きなリフォームとなり、屋根に付随する雨樋や外壁工事も行うことが多く、1か月近く工期を要する場合もあります。

 

葺き替え工事は時間がかかりやすいため、気候のアップダウンが激しい梅雨時期や冬季は避けることがおすすめです。

 

瓦の交換(瓦の葺き替え)

既存の瓦から新たな瓦へ葺き替え工事を実施する場合、工期がサイディング類の葺き替え工事よりも時間を要することがあります。

また、瓦屋根に関する工事は瓦の専門家に依頼することが多く、予約が必要なケースも多くなっています。

 

床面積の大きな住まいは大掛かりな瓦の交換が必要となるため費用が高くなることも多く、ご注意ください。

 

屋根修理で最も押さえておきたい注意点とは

屋根修理にはベストシーズンがあり、施工内容によっては工期日数もかかります。

そのため、修理を依頼する際には混雑状況なども見据えて依頼する必要があります。

 

しかし、以下のようなケースではまずは早急に相談することがおすすめです。

・雨漏りの発生
・屋根材の落下
・屋根に関連する部材の異常(漆喰や板金部分などの劣化や落下など)
・害獣の侵入(ハクビシンなど)

こうしたケースは早急に改善が必要です。

トラブルが拡大してしまう前に、まずは屋根修理の専門業者にご相談ください。

 

たとえ天候不良の時期であっても、適切な工事方法はあります。ときに雨漏りの放置は大変危険で、建材を腐らせてしまう可能性があります。また、大きなトラブルを引き起こさないためには、日頃から定期的なメンテナンスを受けることがおすすめです。

 

一般的な注文住宅や建売販売の場合、5年・10年の周期でメンテナンスが行われていますが、塗装や屋根材の劣化は新築後10年以降に起こることが多いのです。

 

メンテナンスにも費用は掛かりますが、大掛かりなリフォームを回避するためにも、屋根も健康診断を受けておくことがおすすめです。

 

まとめ

この記事では屋根修理の注意点について、施工の適切な時期の視点から詳しく解説を行いました。

 

一般的に屋根修理に適している時期は春と秋とされていますが、雨漏りなど緊急性の高いトラブルが起きている場合には、早急に屋根修理の専門家に相談することがおすすめです。

 

どうぞご遠慮なく、屋根の困りごとはご相談くださいね。

 

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