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屋根修理には、結局いくら必要?費用や工期の目安を解説します

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私たちの暮らしを毎日しっかり守ってくれる「屋根」ですが、いつまでも丈夫に保ってくれるわけではありません。

劣化していくといつの間にか雨漏りに発展する場合もあります。

 

そこで、この記事では屋根修理をテーマに、費用や工期の目安を詳しく解説します。

ぜひご一読ください。

 

屋根修理は本当に必要?その理由とは

屋根は当たり前に建物の上に存在しているため、普段はわざわざ目に留める機会もありません。

おそらく、屋根に目を留める機会があるとしたら、すでにダメージが生じている場合ではないでしょうか。

 

もしくは、自然災害のあとは自然と屋根に目を留めるかもしれませんね。

 

台風や暴風などの自然災害は屋根に大きなダメージを与えやすく、屋根材が剥がれてしまったり、付属している雨樋が壊れてしまう場合などがあります。

 

では、屋根にダメージが発生しなければ、屋根修理を行う必要はないのでしょうか。

結論からいうと「NO」です。

 

屋根は然るべきタイミングでメンテナンスを実施し、ダメージが起きていないか確認することが大切です。

雨漏りが起きてからでもいい、と思っていると住まいに大きなダメージを与える可能性があります。

 

では、屋根修理のために必要なメンテナンスとは、一体いつ行えば良いのでしょうか。

 

屋根のメンテナンス目安とは

 

屋根のメンテナンスには2つの目安があります。

 

まず1つ目は、「築年数の経過」です。

屋根にはいろいろな屋根材が使用されており、現在日本の家屋における主流はサイディング材やスレートと呼ばれるものです。

また、安定した人気を誇る日本瓦もまだまだ活躍しています。

 

こうした屋根材には「耐用年数」があり、耐用年数を超えるとダメージが進行しやすくなります。

 

また、サイディングやスレートは屋根材の耐久性を上げるために塗装工事が行われており、塗装が劣化すると屋根材本体にもダメージが起きやすくなります。

 

こうした屋根材や塗装の特性を踏まえると、築後10~15年程度を目安にメンテナンスをすることが推奨されています。

もちろん、屋根材本体の耐用年数は10年よりも長いですが、塗装剥がれなどのダメージは起きてしまいやすいため、早めの対策としてのメンテナンスがおすすめです。

素焼きの瓦などは耐用年数が長く、非常に優れているものの漆喰などにダメージが起きるのは20年程度と言われています。
防水力を高め、末永く屋根を保つためにも10年を超えたらメンテナンスを行いましょう。

 

2つ目の目安は「自然災害後」です。

近年低気圧の休息な発達に伴う暴風が全国各地で猛威を振るっており、台風や竜巻などの被害が直撃しています。

冬の爆弾低気圧による災害も多くなっており、以前よりも屋根へのダメージは起きやすくなっているのです。

 

特に猛烈な風を経験したあとは、ダメージが起きている可能性があります。

 

自然災害による屋根への被害は火災保険の内容にもよりますが保険金の支払い対象になることが多いため、自然災害直後にはきちんとメンテナンスを行い、ダメージの有無をチェックしましょう。

 

ダメージがあれば記録を残し、火災保険への支払い申請がおすすめです。
瓦は耐久性に優れていますが、噴き上げるタイプの風には弱いという側面があります。

 

また、どのような屋根材であっても下から突き上げる「直下型地震」には弱く、屋根材の留が外れてしまいズレる現象が起きやすくなります。

 

急な屋根材の落下を防ぐためにも、自然災害のあとはメンテナンスを行うようにしましょう。

 

メンテナンスが修理につながるとは限らない

メンテナンスはあくまでもメンテナンスであり、屋根をプロの目線でチェックすることを意味します。

つまり、メンテナンスをしたからと言って高額の屋根修理に直結するものではありません。

 

屋根工事は高額の費用が発生するイメージが先行しているため、メンテナンスをするとお金が多くかかる、というイメージが広まってしまっているようです。

 

確かに屋根工事の種類によっては高額の修理費用がかかる場合もありますが、すべての屋根に関する工事が高額なわけではありません。

ハウジングメーカーが実施する10年目点検などは無料で行われることもあります。

 

支出が気になるから、といってメンテナンスを必要以上に割けてしまうとダメージに気が付かず、大きな屋根のトラブルに発展するリスクがあります。

 

早めのメンテナンスが住まいを安く長持ちさせるコツです。

 

屋根修理の費用や工期はどのぐらいが目安?

屋根のメンテナンスの結果、修理が必要になった場合には屋根工事を行う必要があります。

屋根工事には3つの種類があり、種類によって費用が異なります。

 

また、工期も工事内容によって大きく異なります。

以下にて詳しく解説しますので、ご一読ください。

 

葺き替え工事の費用と工期の目安

屋根工事の中で最も高額の費用がかかる「葺き替え工事」は、屋根全体をチェンジする大掛かりな工事です。

既存の屋根を綺麗に撤去した後に、新しい屋根を設置する工事です。

 

屋根残体の撤去と新規設置は屋根の大きさに費用が大きく左右されます。

費用相場の目安は、おおよそ100万円以上、足場代も含みます。

 

高額の工事が行われるため、施工主となる方は一時的に退去をすることが基本です。

 

なお、工期は約1か月程度かかります。葺き替え工事は雨漏りの細やかな修理も不要となるほか、天井の汚れなども気にならなくなります。綺麗さっぱりと屋根を直したい方におすすめです。

 

カバー工法の費用と工期の目安

葺き替え工事は少し高い…と感じる場合には屋根の上に新規の屋根を設置するカバー工法がおすすめです。

カバー工法は約2~3週間程度あれば、すっきりと屋根をリフレッシィできます。

 

ただし、ポイントとして既存の屋根が残されるため、カビなどは取れないこと、屋根が二重になるため耐震性が落ちることを覚えておきましょう。

 

カバー工法はおおよそ80万以上が目安です。

 

塗装工事の費用と工期の目安

屋根材にあまり大きなダメージはなく、塗装の劣化のみが気になる場合には塗装工事を実施しましょう。

塗装工事は40~80万の範囲内で収まることが多いでしょう。足場代も含まれます。

 

塗装時には色を既存の屋根から変えることも可能です。

工期は約10日~2週間程度です。

 

まとめ

今回の記事では屋根修理の費用と工期の目安を焦点に、詳しく解説を行いました。

 

屋根に関する業者は多くおりますが、まずは見積もりを取得しどのような工事を行うべきか、じっくり検討されることがおすすめです。丁寧で安心な作業を行う業者を選ぶことが、屋根修理の成功の秘訣です。

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