屋根修理のタイミングとは|屋根の寿命を踏まえて詳しく紹介します
屋根修理のタイミングとは、一体いつなのでしょうか。私たちの暮らしに密接している屋根には、「寿命」があります。そのため、定期的なメンテナンスや屋根修理は欠かせません。
そこで、この記事では屋根修理について、屋根の寿命を踏まえて工事のタイミングを紹介します。ぜひご一読ください。
屋根の寿命とは?
屋根にはさまざまな素材が使用されています。たとえば、多くの住まいで長年使われているアスファルトシングル屋根の寿命は約20〜30年、瓦屋根は約40〜50年とされています。
金属サイディングの屋根の場合は、おおよそ20年から40年程度、と言われています。さまざまな屋根材の寿命を平均化すると、屋根材本体の寿命はおおよそ20~40年程度です。
しかし、寿命はあくまでも1つの目安に過ぎません。屋根は雨や風、紫外線の影響を大きく受ける箇所であり、実際の寿命は気候条件によっても異なります。
屋根の寿命を知るためには、屋根を設置した時期や使用された材料などを確認し、専門家による点検を受けることが大切です。
屋根の劣化を知るヒントはある?
屋根は劣化した状態を放置しておくと、雨漏りを引き起こすほか、害獣などの厄介な存在を招き入れる可能性があります。では、屋根修理につなげるためにも、「屋根の劣化」を知るヒントはあるのでしょうか。
・屋根の見た目の変化
屋根には、劣化や損傷の兆候が現れる場合があります。例えば、シングル屋根の場合、剥がれやひび割れが見られることがあります。瓦屋根の場合には、欠けた瓦や割れた瓦が目立つことがあります。屋根の見た目が悪化している場合は、雨漏りがすでに発生している可能性も高いため、早めに点検して修理を検討しましょう。
・屋根からの雨漏り
雨漏りや雨樋からの水漏れは、屋根の劣化や損傷の兆候です。屋根の中に水が浸入すると、屋根構造や屋根下の木材にもダメージを与える可能性があります。漏水がある場合は、すぐに修理を行うことが重要です。リフォームを急ぐべき事態でしょう。
・風災や強風などのあと
風災や強風などの災害や、地域によっては大雪などの災害があったあとは、屋根に損傷が生じている可能性が高まります。特に屋根の一部が飛ばされたり、破損していたりする場合は、すぐに修理を行いましょう。災害のあとは屋根修理業者が多忙となってしまう可能性があるため、お早目の依頼がおすすめです。
このように、屋根のダメージには兆候があります屋根の上に登ることは危険ですが、時々屋根に視線を向けるなど、意識を持つことで未然に大きなトラブルを防ぐ効果があります。
屋根は家の重要な部分であり、劣化や損傷を放置するとより大きな問題を引き起こす可能性があります。定期的な点検と適切な修理を逃さないようご注意ください。
屋根修理はどのように進めるの?タイミングを逃さないコツ
屋根修理は適切なタイミングを逃してしまうと、非常に大掛かりなリフォーム工事を行う必要が生じます。たとえば、早めに屋根の劣化を見つけている場合は、必要箇所の補修のみで対応が可能です。
しかし、大規模な雨漏り屋根修理の場合は費用も工期も大掛かりなものとなり、数百万の工事費用が発生します。では、屋根修理のタイミングを逃さないためには、どうすれば良いでしょうか。
この章では修理の工程にも触れながら、タイミングを逃さないコツを紹介します。
屋根修理の工程
屋根修理はまず、どのような種類の工事を行うか見極める必要があるため、メンテナンスから始めます。修理する範囲を確認し、ダメージの状態や適切な補修方法を検討します。
具体的な工程は、このメンテナンスが重要です。メンテナンス後、必要な工事内容を施工主側に伝え、同意を得ると契約を経て工事に入ります。
・屋根工事の施工内容とは
屋根工事の内容は大きく3つに分類できます。1つは簡単なメンテナンスのみです。コーキングが剥がれている、など小さなダメージの場合は、すぐに補修を終えて工事が完了します。
2つ目は塗装です。屋根塗装が劣化している場合は、美観や防水機能のアップのためにも、再塗装のリフォーム工事を行います。屋根塗装では、今ある屋根の色を変えることも可能です。住まいの美観をチェンジしたい方にも、おすすめの工事でしょう。
3つ目は屋根材本体の工事です。カバー工法や葺き替え工事などを行い、屋根材を変える方法の工事です。こちらは塗装工事などよりも費用は高額となり、足場も必要であるため工期には足場の設置および解体も含まれます。
・屋根工事を安く抑えたいなら、塗装工事
屋根工事の費用をできる限り安く抑え、美観を整えたい場合には塗装工事がおすすめです。しかし、塗装工事は屋根の穴や剥がれなどを大きく補修できるものではありません。劣化の症状によっては塗装工事を受けられないのです。
つまり、屋根工事のタイミングを早めることで、大掛かりな屋根工事は避けられます。屋根工事のタイミングは劣化を知るヒントとしてご紹介しましたが、もう1つ、おすすめのヒントがあります。
それは「塗装の耐用年数」です。
・塗装の耐用年数とは
屋根に使われている塗料には、耐用年数が設定されています。耐用年数とは、塗料の寿命を意味します。一般的に塗料の耐用年数は10年前後と言われていますが、塗料の種類や紫外線などの影響によっては、8年を過ぎると劣化が目立つことがあります。
そこで、やねは10年前後を迎えたら、まずは塗装だけでも点検を受けることがおすすめです。塗料を再塗装することで、屋根材本体を保護する能力がアップするため、雨漏りなどのリスクを下げる効果もあります。
しかし、屋根塗装だけではどうしてもカバーできない劣化が、施工後10年未満で起きてしまうこともあります。異音や異臭は屋根の劣化のサインです。もしも違和感を覚えたら、まずは屋根修理の専門家にご依頼されることがおすすめです。
まとめ
屋根は家を守る最も重要な要素であり、定期的なメンテナンスと屋根修理が欠かせません。屋根の寿命を把握し、劣化の兆候を見逃さず、適切なタイミングで修理を行うことが家の健康を保つためにも重要です。
屋根修理は高所作業であり、専門知識や技術が必要なため、DIYではなく専門業者に依頼することをおすすめします。
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