屋根修理の方法を詳しく紹介!リフォーム前に工法を知ろう!】
快適な住環境の維持には屋根の存在が欠かせません。
私たちの暮らしをカバーしてくれる屋根ですが、耐用年数があることはご存じでしょうか。
豊かな環境を守るためにも、屋根修理は適切な時期に検討しましょう。
今回の記事では屋根修理の方法を解説します。
リフォームをご検討の方はぜひご一読ください。
快適な住環境には屋根が欠かせない
皆さんはどのようなお家に暮らしていますか。
快適な住環境を作るために、内装やインテリアにこだわり、素敵なアレンジを加えているのではないでしょうか。
しかし、そのような穏やかな暮らしを維持できるのは、屋根の存在があるからです。
屋根は人の暮らしを雨風や雪、雷などから守り、安心して生活できるように守ってくれています。
いつも静かに私たちを見守ってくれている屋根ですが、気を付けるべきことがあります。
それは「ダメージに気が付きにくい」という点です。
屋根は月日が経過すると修理が必要になります。
雨風や紫外線の影響を受けるとどうしても劣化してしまうのです。
しかし、屋根のダメージのチェックをするためには、ご自身で脚立などを使って登らない限りわかりません。
本格的に屋根のダメージを確認するためには、屋根修理のプロに依頼をして点検を実施する必要があるのです。
屋根の耐用年数は使われている素材によって差異がありますが、平均して20~30年を経過するとそれなりにダメージが見つかります。
また、屋根に使われている「屋根塗装」は塗料の耐用年数が屋根材よりも早いため、塗装後10年前後を目安に劣化が進行していきます。
塗装が剥がれたり、退色したりするため注意が必要です。
早めに再塗装を行わないと外壁材に雨水が浸透してしまい、雨漏りに発展します。
つまり、新築後や中古リフォームを経た場合、10年程度の月日が経過したら屋根は一度メンテナンスを実施しましょう。
もしも屋根にダメージが見つかったらどうする?
屋根のメンテナンスでもしもダメージは見つかった場合にはどのような対処をすれば良いでしょうか。
結論からいうと、「屋根修理工事」の実施が必要です。
屋根修理工事とは以下に挙げる3つの種類があります。
1.屋根の葺き替え工事とは
屋根にもしも大規模なダメージが見つかった場合には、「葺き替え工事」を検討しましょう。
葺き替え工事とは屋根全体を「やり直す」工事と言ってよいでしょう。
瓦屋根の場合は瓦を外しますし、サイディングの場合も取り外しを実施しています。
屋根の基礎部分からしっかりと見直すので、ダメージ全体を適切に修復できる工事です。
例えば、屋根の葺き替え工事では全体の屋根を入れ替えるだけでなく、雨樋交換や下地の補修、裏板の増し貼りも行うケースがあります。大規模な工事のため1か月程度の補修期間が必要になりますが、見違えるほど綺麗になる工事です。
下地などのダメージが少ない場合には2週間程度で終わる場合もあります。
雨漏りなどをきっかけに屋根の葺き替え工事を実施する場合には、ダメージが発生した事によって火災保険金の支払い対象となります。
2.屋根カバー工法の工事とは
屋根は葺き替え以外にも全面をリフレッシュする工事があります。
この工事は近年注目度が高まっており、導入を決める方が多い工事です。
カバー工事はずばりいうと、屋根に屋根を「乗せる」工事です。
今ある屋根の上に屋根を乗せちゃう、そのような工事なのです。
カバー工法は単純に屋根が2枚になってしまうので家に重さが増えてしまうというデメリットはありますが、一方で廃材が出ないというメリットもあります。
現在廃材の処分に関しては厳しいルールがあり、廃材の回収費用も工事費用に上乗せされています。
カバー工法は既存の屋根を撤去しないため、廃材の回収費用はほとんど発生しません。
また、撤去や解体に関する施工が不要なので、単純に葺き替え工事よりも工期は短めです。
屋根を手軽に入れ替えたい、そのような願いを叶えてくれる方法です。
既存の屋根と異なる屋根材を乗せることも可能ですので、じっくりと相談を重ねましょう。
なお、基本的に乗せる側の屋根材はサイディングが活用されています。
屋根カバー工法は葺き替え工事よりも費用を抑えることができるため、外壁塗装や修繕などもセットで行う方が多くなっています。
カバー工法は屋根が増えることにより、断熱性や防水性もアップできます。
3.屋根塗装工事とは
屋根工事の中で最も手軽に行える工事が屋根塗装工事です。
屋根は外壁塗装以上にダメージを受けやすく新築時よりも屋根の色が大きく変わってしまうことがあります。
そこで、屋根塗装工事がおすすめです。屋根塗装工事は屋根材を剥がすような作業はありません。
ひと言でいえば、塗装を行うのみです。スレートの塗装もわりと剥がれやすいため、新たにリフレッシュさせることで美しい外観が蘇ります。
また、折半屋根のような場合も塗装をやり直すことで美しくなります。
屋根塗装工事は単純に塗料を塗るのではなく、ケースによっては錆落としの工程も加えています。
錆が起きやすい屋根材に関しては再塗装の段階でさび落としの工程後にエポキシ樹脂で錆止めを行うこともあります。
屋根塗装の工程は1~2週間で終わることが多いですが、季節や気温に左右されやすいため注意が必要です。
特に秋~冬にかけては塗料が乾きにくくなるため、塗装工事そのものを先送りせざるを得ない場合があります。
屋根修理は適切な対応ができる業者を選ぼう
屋根は全国一律の形ではありません。実は地域性があります。
屋根材自体は広く流通しているものの、屋根の形状や使われやすい素材は地域によって差があるのです。
例えば、同じ西日本でも南側は降雪量が少ないですが、北陸から北にかけては真冬に結構な量の雪が屋根に積もります。
屋根の形状を気候にも合わせておく必要があるのです。
地域によっては台風にも備える必要があります。
このように屋根は地域事情を理解した業者がリフォームを手掛けることで、今よりももっと快適な暮らしを手に入れることができます。
また、適切な対応ができる業者は、屋根修理の見積もりの段階からさまざまなアイデアのご提案が可能です。
予算に合わせた内容をできる限り提案していくため、不必要に高額のリフォーム費用を請求することはありません。
まとめ
今回の記事では屋根修理の方法に関して詳しく解説を行いました。
屋根に関する情報はネット上にも大変多いですが、実は天候や地域に左右される部材であるため地域によって大きく異なります。
お住まいを守る大切な屋根修理は、地域事情に合わせた修理ができる信頼のプロへどうぞご依頼ください。
富山県富山市・射水市の屋根・外壁工事、雨樋工事、板金工事
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